2017年4月28日 更新

【ITの転職】「よりよい労働環境・条件」「よりやりがいのある仕事」を求め積極的に転職活動を進める求職者が多い

アイムファクトリー 久利可奈恵 代表取締役

ITエンジニアの求人は年齢に関わらず引き続き増加

 オリンピック需要などもあり引き続き堅調です。大規模な基幹系業務開発関連求人も継続的に増加しています。また、経済産業省発表の「シリコンバレーD-Labプロジェクトレポート」にもあるように、すでに自動車のIT化ではなく、IT産業の中の1つのプロダクトが自動車という、旧来の大型産業までもがIT産業に飲み込まれる時代が到来しています。

 小売業ではECの一般化やモバイル決済市場の拡大による実店舗のIT化も進んでいます。それに伴い、IT業界以外の企業でも社内IT開発部門や情報システム部門などの社内SE求人が引き続き増加しています。社内SEでは20代の求人は相変わらず堅調です。加えて、プロジェクトマネジメントに精通したミドル層求人も伸びています。

 SIerの採用意欲は旺盛で若手から40代のミドル層まで積極的に採用しています。深刻なエンジニア人口不足から、第二新卒採用も活発。さらに、東南アジアを中心とした外国籍エンジニアの採用を始める企業も増えています。デジタルマーケティング分野ではアドテク系企業を中心にエンジニア求人だけでなくセールス系の求人も引き続き活況です。

超売り手市場を背景に、多くの求職者が転職活動を進める

 ITエンジニアでは有効求人倍率6前後という超売手市場を背景に「よりよい労働環境・条件」「よりやりがいのある仕事」などを求め積極的に転職活動を進める求職者も多くいます。20代から40代まで年齢相応の経験・知識や実績があれば、ほぼ間違いなくフィットする転職先は見つかります。

 給与提示も現状維持では内定承諾が困難なため現状以上で提示することが一般化。SIerではインフラエンジニアから開発SEまで現職年収より20万~50万増で給与提示されることも多いです。

 20代の若手を中心にITコンサル、戦略コンサルへの転身をする事例も引き続き増えています。マーケティング、セールスなどの職種でも企業の旺盛な採用意欲を背景としたポテンシャル採用求人に対して、他業界、職種未経験から将来性のある当該分野への転職を希望する方が増えています。

自身の出来る事、実績を明確に

 社内SEのポジションは依然人気が高いですが、企業が求めるスキルも様々、それによる提示年収も様々ですので、ミスマッチを防ぐ為にもまずは自身の出来る事、実績を明確にし、履歴書・職務経歴書、面接を通して企業に伝えていくことが重要です。

 若年層であれば、経験、ポテンシャルに加え、今後やっていきたい事などの意欲もアピール材料となりますが、ミドル層以上ではこれまでやってきた実績が主な評価となりますので、事前にしっかり整理し、どう活かすことができるのかを端的に伝えられるようにすると良いでしょう。
 
 証券・保険/ERPなどの特化した業務知識を持つ方は、同業他社であれば年収アップが確実にできますのでチャンスです。IoTやデジタルマーケティングなど急成長分野も多く変化も激しいIT業界ですので、広範に情報を集め、分析し、自分なりの未来予測を持つことが重要です。

アイムファクトリー - 転職エージェントガイド

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金融業界とコンサルティング業界の人材紹介に実績があり、事業会社の経営企画、営業・マーケティング企画、新規事業開発、財務部門等の責任者やマネジャーの紹介を得意とする転職エージェントだ。
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