2017年3月23日 更新

意外な落とし穴?失敗しないUターン転職を学ぼう!

「いずれは故郷に帰りたい」「地元に貢献したい」…そんな思いから、Uターン転職を夢見ている方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、漠然とした憧れだけでUターンして大失敗…という例もあるのです。今回は、Uターン転職を成功させるポイントをご紹介します。

収入が下がる

残念ながら、Uターン転職後は給料が確実に下がります。

地方企業の給料は思っている以上に安く、部長クラスで年収500万円という求人もザラ。転職前より給料が4~5割減となり、厳しい生活を強いられているという失敗談もよく聞かれます。

自分のスキルに見合った求人が見つけづらい

人材が豊富で業務が細分化された都会の企業では、専門性を磨いて戦うことができました。しかし、地方の企業では「何でもできること」の方が重要視されてしまいます。
自分の得意分野を活かせる仕事が見つからないということもあり得るでしょう。

逆に「営業担当ですが、総務や経理も多少わかります。パソコン好きなんで社内のシステム担当も僕やりますよ!」なんて方は重宝される傾向にあります。

地方の慣習や生活環境になじむのが大変

都会の大企業での仕事は、理路整然とマニュアル化されておりコンプライアンスもばっちり。
そんな中で経験を積んできた方にとっては、中小企業が中心で同族経営も多い地方での仕事は戸惑うことが多いかもしれません。

変化を嫌って新規事業に手を出したがらない、成果を正当に評価してもらえない、慣れ合いが強く新参者が入りこみづらい、サービス残業やパワハラなどがまかり通っている…など、イライラさせられることもあるでしょう。

プライベートでも、ご近所の人間関係が親密すぎたり、逆によそ者として扱われご近所づき合いがしづらかったり…という苦労があることも。
奥さんや子供など、家族に負担をかけてしまう可能性もあります。

こんなはずじゃなかった…失敗例から学ぼう

Uターン転職をしたいけれど、デメリットを考えると踏み出せない…という方もいらっしゃるはず。実際の失敗例から、Uターン転職を成功させるコツを学びましょう。

例1:縁故採用に頼ったので辞めづらい

「地元に戻ってくるなら就職を世話してあげよう」という親戚に頼り、Uターン。
転職活動の苦労がなくラッキー、と思っていたが、いざ働きだしてみると、これまでの経験が全く活かせない内容だった。
一から仕事を覚えなければならず、同僚の目も冷たい。いっそ辞めてしまいたいのだが、親戚の立場もあるので辞められない。

⇒ 親や親戚のツテを頼れるのはUターン転職のメリットではありますが、辞めづらいなどデメリットもあります。
「こういう仕事があったら紹介してほしい」と具体的に頼み、自分の目で確かめて納得してから決めるようにしましょう。

例2:とりあえず帰ったが仕事が見つからない

Uターンの決意は固まっていたし、面接のたびにいちいち地元に帰るのが面倒だったので、仕事を辞めてとりあえず実家に帰ってきた。
しかし、いざ転職活動を始めてみると、希望に合う求人が全く見つからない。いつまでも無職でいるわけにはいかないので、希望と大幅に違う職に就かざるを得なかった。

⇒ 地方での求人数は都会に比べてはるかに少ないので、短期決戦で希望の転職ができる可能性は非常に低いと考えましょう。
都会で働きながら情報収集をして、いい求人が見つかるのを待つことが得策です。

例3:結構かかる生活費…都会ではなかった出費も

Uターン転職では収入が下がることはわかっていたが、それでも田舎暮らしがしたかった。

生活費も安いし大丈夫だろうと楽観視していたが、実際目に見えて安いのは住居費や駐車場代のみ。
物価レベルはほとんど都会と変わらず、さらに冬季の暖房代や町内会費、地元の寄り合いへの参加費用など、都会暮らしではなかった出費も多く、収入が減った分をカバーできなかった。

⇒ Uターンを意識しているなら、実家に帰省したときに物価をチェックしたり、親からヒアリングするなどして、地元でのコスト感覚を身に着けておきましょう。
家族をお持ちの方なら、子供の教育費用まで考えてライフプランをシミュレーションしておくといいです。
35 件
AXIS記事下バナー

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

ビズフル|働き方を変えるためのキャリア情報サイト

関連する記事 こんな記事も人気です♪

「管理職は割に合わない」、女性の労働観が二極化 女性管理職登用に立ちはだかる高い壁とは?

「管理職は割に合わない」、女性の労働観が二極化 女性管理職登用に立ちはだかる高い壁とは?

安倍政権は女性活躍を旗印に「女性管理職の登用」を企業に働きかけている。男女雇用機会均等法の施行後、男女平等は社会的には進んでいるはずなのに、日本企業の女性管理職比率(2011年現在)は部長4.5%、課長5.5%に留まっている。この記事では、なぜ女性管理職の登用が進まないのか考察する。
平成から新年号へ。生前退位は私たちにどう影響する?

平成から新年号へ。生前退位は私たちにどう影響する?

天皇陛下の生前退位の日取りが決定しました。平成が終わり新年号に変わると私たちの生活にはどんな影響があるのでしょうか。天皇陛下が生前退位を望まれた経緯や、生前退位で起きるとされる経済やシステムへの影響、また新年号は一体どうなるのかという予想もご紹介します。
企業と人を繋ぐ職業「人材コンサルタント」とはどんな仕事?

企業と人を繋ぐ職業「人材コンサルタント」とはどんな仕事?

終身雇用制度が崩壊しつつある昨今、雇用側は即戦力となる人材を求め、求職者側もより自分の条件に合った仕事を探しています。「人材コンサルタント」とは両者をマッチングさせる仕事です。企業と人とを繋ぐ「人材コンサルタント」とはどんな仕事なのかご紹介します。
ITコンサルタントって何?気になる仕事内容をご紹介!

ITコンサルタントって何?気になる仕事内容をご紹介!

ITコンサルタントという職業を耳にしたことはあっても、どんな仕事内容なのか知っている人は少ないのではないでしょうか。パソコン関係の仕事かな?とぼんやりとしたイメージを持たれがちなITコンサルタントの仕事内容についてご説明します。
どんな人が向いている?経営コンサルタントの仕事内容とは

どんな人が向いている?経営コンサルタントの仕事内容とは

「コンサルタント」にもいろいろなジャンルがありますが、「経営コンサルタント」とは何かをご存知でしょうか?今回は、経営コンサルタントの仕事の内容や経営コンサルタントに向いている人、さらには気になる年収とはどのくらいなのかをご紹介します。

この記事のキーワード

この記事のライター

haruyagi haruyagi

プレスリリース