2016年8月17日 更新

【ヘルスケア、食品の転職】技術、営業、研究開発、品質管理・保証などの専門職の需要高い

RDサポート 大島 康治 紹介事業部 マネージャー

 ヘルスケア業界の市場規模は、年々右肩上がりの状況なこともあり採用も活発です。特にバイオベンチャーなどではあらゆる職種で人材が不足しています。

 一方、食品業界は、原料の高騰や、新興国との食品資源争奪戦の影響から成長率はゆるやかな伸びですが、食品に関する消費者から安全・安心への要求が高まり続けることもあって、品質管理や品質保証に関する職種で積極的な採用意欲を見せています。

企業は理系学部出身の営業経験者を必要としている

 人材需要の高いのは、いずれも専門的な知識を必要とする技術営業と、研究開発や品質管理・品質保証のような専門職です。

 営業出身が以前にも増して転職市場に出てきていますが、企業は技術営業、いわゆるセールスエンジニアのようなクライアントと専門的な知識や用語にも柔軟に対応が出来る理系学部出身の経験者を必要としています。

 しかし、元々少数の理系人材の中で、営業職を希望する人材は大変貴重な存在のため、経験者は奪い合いとなっています。

以前のような「35歳限界説」は崩れつつある

 多くの企業は20代の人材を求めていますが、候補者不足により採用が出来ないという状況から、30~40代も視野に入れて募集を行っており、以前のような「35歳限界説」は崩れつつあります。

 しかし、年齢が高い場合、マネジメント経験やより深い専門知識が要求されるため、能力面での採用ハードルは以前と変わらず維持しています。

応募者に求める点はコミュニケーション能力

 転職を考えた際、実績や自分を語る上で、あえて仕事でのミスや失敗体験からどうリカバリーしたかを具体的にフィードバックすることで、仕事に対する粘り強さや自分のマインドへの気づきにもつながり、結果的に自分自身のキャリアの棚卸しとミスマッチのない転職への道筋ができるのではないでしょうか。

 企業が応募者に求める点は何よりもコミュニケーション能力です。黙々と仕事に取り組む人材よりもいかに既存の社員を巻き込んで会社の成長に貢献してくれる人材であるかどうかをみています。

 一方業界特性として、現状のキャリアから大きくステップアップしたポジションで採用されるケースは多くありません。

 長い目で自分のキャリアがしっかり積める企業であるかどうかを十分見極めた上で、転職を決断することが大切であると考えます。
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