2016年12月18日 更新

ストレスを感じるのは一般社員と管理職のどちら?

 会社でストレスを感じているのは一般社員と管理職のどちらなのだろうか。人材サービスのアデコ(東京・港、川崎健一郎社長)の調査を分析してみると、最もストレスを抱えているのは“部長”“課長”といった中間管理職より“係長/主任”や“一般社員”であることが明らかとなった。

 日本全国の社員3299人を対象にした調査によると、普段、仕事をする上でのストレスを「やや感じる」は40.7%、「かなり感じる」は26.6%、「精神的にまいるほど感じる」は5.0%となり、合計72.4%の人が仕事のストレスと戦っている。

 役職別にみると、ストレスを感じている社員の割合が最も多かったのは「係長/主任」で8割以上の人がストレスを抱えていた。

 「一般社員・職員」(74.6%)でも中間管理職の「部長」(73.9%)を超える割合でストレスを感じている。ストレスを「まったく感じない」「ほとんど感じない」と答えた社員がもっとも多かったのは「会長・社長」で、半数近くにあたる44.6%がストレスを感じていなかった。
【ストレスを感じる割合 役職別】
会長/社長   54.9%
役員      56.5%
部長      73.9%
課長      77.8%
係長/主任   81.6%
一般社員・職員 74.6%
その他     55.6%

 一方、年代別にみると、ストレスを「やや感じる」「かなり感じる」「精神的にまいるほど感じる」と答えた社員が最も多かったのは「40代」で、約8割にあたる78.3%が何らかのストレスを感じていた。またストレスを「まったく感じない」と答えた割合も5.6%と、最も低かった。

【ストレスを感じる割合 年代別】
20〜30歳  61.9%
30〜39歳  71.9%
40〜49歳  78.3%
50〜59歳  75.6%
60歳以上  51.2%

 会社に対して社員のストレス低減のために行ってほしいことは「給与アップ」が最も多く28.3%だった。次いで「職場環境の改善」(19.9%)、「適切な評価をしてほしい」(19.1%)などが上げられた。

 ストレス解消法を男女別にみると、女性は「好きなものを食べたりお酒を飲む」が53.8%と他の項目に比べ目立って高くなった。

 男性は「十分な睡眠など休息をとる」(38.3%)、「好きなものを食べたりお酒を飲む」(37.9%)、「運動など身体を動かす」(33.1%)、「趣味に没頭する」(31.7%)と回答が分かれた。

 調査は、2015年11月、日本全国の20代以上の社員を対象にインターネットで実施し、3299人の有効回答を得た。
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