2016年8月17日 更新

【エンジニアの転職】採用競争の激化で年齢や経験業界に捉われない転職事例が増加

テクノプロ・キャリア 北川太 代表取締役

求人ニーズが高いのは、回路設計、機械設計、組込制御などの開発系

 いまエンジニアで求人ニーズが高いのは回路設計、機械設計、組込制御などの開発系エンジニアです。

 自動車関連、産業用機械、医療機器業界からの引き合いが多く、人材の獲得合戦になっています。

 背景には、自動車の自動運転やエコ化、省力化による新規開発案件の増加、あらゆるモノがWebとつながるIoTやIoEの発達もこれらを後押ししています。

 モノの増産に伴う形で設備投資も増加しており、産業用機械の開発も急ピッチで進んでいます。

 また、生産ラインの新設に伴い、品質・生産性向上や自動化を推進するための生産技術、制御設計、品質管理に関わるエンジニアが求められています。

定説であった「35歳の壁」が崩れる

 そのような状況において、年齢や経験業界にとらわれない転職のケースが増加しています。

 他業種であっても、同様の技術・製品を経験したエンジニアであれば、即戦力として採用する企業は増加しており、今後も増加すると見ています。

 結果として、これまで定説であった「35歳の壁」が崩れ、いわゆる「ミドル層」の求職者が転職を成功させるケースが増加しています。

 ミドル層の採用は、スペシャリストとマネジャーに分かれ、プロダクトマネジャーやリーダーなど、マネジメント経験が求められるケース、即戦力としてスペシャリストが求められるケースがあります。

 求職者はこれまでのキャリアと今後のキャリアを見渡して、求められているのがいずれのポジションなのか、自らが進みたいのはどちらなのか、を見極める必要があります。

方針を決めたら、企業が求める情報や回答をすぐに提出する

 転職を成功させる方に共通している点は大きく三つ挙げられます。

 一つは、連絡に対するレスポンスが早いこと。転職市場のスピードが速まっている現状では、面接調整や決断に時間をかけているうちに他の方を採用します。

 方針を決めたら、企業が求める情報や回答をすぐに提出する心構えが必要です。

 二つめは、自らのキャリアの要点と転職理由を的確に伝えられること。

 転職に成功する方は、経歴を上手くダイジェストし、技術に関する具体的な業務範囲を明記するなどの工夫を行っています。

 技術を理解している担当者に伝わりやすい職務経歴を用意することで、企業とのコミュニケーションの精度、密度が高まり、相互理解を達成できます。

 転職理由や志望理由の明確化もひとつのポイントです。

 最後に、エージェントや採用メディアを上手く使っている点。

 企業に聞きたい点や不明点を遠慮なくエージェントに対して投げかけ、納得するまで掘り下げていく方は、自ずと積極性がアピールされ、紹介・面接時の心象も改良されるはずです。
 
 売り手市場という環境に甘んじることなく、入社後に活躍することを目的と定め、自らと企業を見極めながら最適な仕事を自ら勝ち取るという姿勢が求められています。

テクノプロ・キャリア - 転職エージェントガイド

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国内最大級の技術系人材サービス、テクノプロ・グループの転職エージェントで、エンジニアの転職支援に特化している。
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