2016年12月18日 更新

男女間の報酬差を感じる人は日本が世界で最も多い!? 男性上司の多い国ニッポン

 日本は、「男女間で報酬差がない」と感じている人が世界で最も少ないことが人材サービス会社ランスタッドが実施した労働者意識調査で明らかとなった。

 同じ役職にある男女の報酬差についてグローバルでは79.3%(男女平均)が「差がない」と回答したのに対し、日本は67.4%(男女平均)に留まるなど、33の国と地域のうち最も低かった。

 一方、日本の性別では、「差がない」と回答した女性は59.0%(グローバル女性平均75.0%)に留まり、約4割の女性が「差を感じている」結果となった。

 日本の男性は76.0%(グローバル男性平均83.6%)が「報酬の差はない」と回答している。

 希望する仕事への従事や人事(昇進)について、グローバルでは70.4%(男女平均)が「男女問わずキャリアサポートされている」と回答したのに対し、日本は59.5%(男女平均)で調査国中3番目に低かった。

 性別にみると、日本では「同等にキャリアサポートされている」と回答した人は男性62.0%、女性57.1%と性別によって大きな差はなかった。グローバルでは男性77.3%、女性63.6%となっており、男性より女性の方が差を認識していた。

 日本の女性は、42.9%が「キャリアサポートに差がある」と感じており、グローバルに比べて(グローバル女性平均36.4%)「キャリアの壁」をより感じていた。

 「労働における男女平等実現のために、どちらかの性別を優遇するのは良いこと」する人はグローバルでは36.2%(男女平均)と低かったのに対し、日本の平均は10%以上も多い48.4%となった。

 特に日本では、男性は半数以上(53.5%)、女性は43.4%が「必要である」と回答している。

 日本の女性労働者に現在の直属の上司の性別を聞くと、76.1%が「男性」と回答(グローバル平均は55.3%)。調査国33の国と地域の中で1位となっている。

 日本の女性労働者の希望する上司の性別は、67.8%(グローバル女性58.2%)が「男性」と回答。調査国の中で6番目に高い数値だった。

 調査は、2016年7月20日~8月4日、欧州、アジアパシフィック、アメリカ大陸の世界33の国と地域で18~65歳の週24時間以上の勤務をする労働者を対象にオンライン上で実施した。
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