2016年12月18日 更新

“定年まで働きたい”と思う新入社員人は3割、社会人2年目の6割が現在の仕事に満足

 “定年まで働きたい”と思う新入社員は3割、就職して1年が経つ社会人2年生は“既に辞めたい”と思う人が2割にも上ることがソニー生命保険(東京・港、萩本友男社長)の実施した「社会人1年目と2年目の意識調査」で分かった。

 最初に就職した会社で働きたい期間を聞くと「定年まで働きたい」は社会人1年生では30.0%だったが、社会人2年生では14.4%と社会人1年生の半分程度の割合となり、「既に辞めたい」は社会人1年生の5.6%に対して、社会人2年生では21.4%になった。

 社会人1年生が感じている自身の就活の満足度は「非常に満足している」が28.4%、「どちらかといえば満足している」が51.2%で、それらを合計した「満足している」は79.6%となった。

 社会人2年生が感じている現在の仕事の満足度は、「非常に満足している」(16.8%)と「どちらかといえば満足している」(46.0%)を合計した「満足している」という回答は62.8%となった。

 男女別では「満足している」は男性では58.4%、女性では67.2%となり、女性のほうが満足している人の割合が高かった。

 社会人1、2年生全体を対象に自身にとって仕事とは何かと聞くと「お金を得る手段」が49.0%と半数近くとなり、「自己実現」(16.2%)、「生きがい」(14.8%)、「社会貢献」(14.0%)が続いた。

 過去の調査結果と比較すると、「お金を得る手段」は2014年57.6%、2015年55.4%、2016年49.0%と年々下降している。また、男性では「自己実現」の割合が2014年では10.9%だったが、2015年18.2%、2016年20.2%と年々上昇し、2年前の調査結果の2倍近い割合になっている。

 「生きがい」の割合も2014年と2015年は10.2%だったが、今年は16.8%となり、上昇傾向がみられた。
 現在、配属されたいと思っている部署は「営業部・販売部」が最も多く21.0%、次いで「生産部・製造部」が10.9%、「総務部」が8.9%で続いた。

 男女別では、「営業部・販売部」(男性21.6%、女性20.4%)が男女とも1位だったが、 2位以降では男性が「生産部・製造部」で14.4%の2位、「システム部」で9.6%の3位となり、女性は「総務部」が11.8%で2位、「人事部」が8.2%で3位になった。

 先輩社会人に言われたら“この人についていこう!”と思うセリフの1位は「君の頑張りはちゃんと見てるよ」(36.5%)、 2位「責任は私がとるよ」(26.6%)、 3位「君のおかげで助かってるよ」(26.0%)、 4位「君たちが働きやすい環境を作るのが私の仕事だ」(22.6%)、 5位「君と働いていると楽しいよ」(20.6%)となった。

 新入社員で1年を切り抜けた時“既に辞めたい”の心境はとてもよく分かる。ただ“やりがい”を感じられるのは、その後。ついていきたいと思える先輩に「君の頑張りはちゃんと見てるよ」と引き止められて、次の春を迎えられるよう祈ってます。(河原)

 調査は、2016年3月27日~31日、この春就職する、または就職してから1年経つ20~29歳の男女を対象にインターネットリサーチで実施し、1000人の有効サンプルを得た。
3 件

この記事のライター

編集部 編集部

プレスリリース