2016年6月30日 更新

【JAPAN EXPO 2016】日本はこう見えている!

毎年7月にパリで開催されている「Japan Expo」。2015年は約25万人の入場者数を記録した、日本のさまざまなカルチャーを紹介するイベントです。いったい、日本のどんな部分が取り上げられているのでしょうか。その内容についてチェックしてみましょう。

ジャパン・エキスポのそもそもの主旨

ニュースなどでは、漫画・アニメ・ゲーム・音楽といったサブカルチャーを紹介する面が取り上げられがちなジャパン・エキスポですが、じつはそればかりではありません。茶道、書道、剣道などの日本の伝統文化も数多く取り上げられています。

それもそのはず、2000年にジャパン・エキスポがスタートしたときから、「日本のいま最も旬のエンタテイメント、そして伝統文化やハイテクノロジーを擁する姿を伝えたい」という趣旨で開催されているのです。

ジャパン・エキスポのはじまり

第16回 Japan Expo開催報告書 - Japan Expo

ジャパン・エキスポ以前にも、日本の漫画やアニメを紹介するイベントがフランスで行われていました。

しかし、ポップカルチャーばかりが注目されることに不満を持ったジャン=フランソワ・デュフール氏、サンドリーヌ=デュフール氏、トマ・シルデ氏の3名によって、現代日本の文化すべてを紹介するイベントとしてジャパン・エキスポが企画されました。

記念すべき第1回目は、2000年6月にパリ・ビジネス高等学院を会場として開催され、入場者数は約3000人。第3回から毎年7月の開催となりました。

パリで開催されているものが、規模も大きくよく知られていますが、マルセイユ、オルレアン、ブリュッセル、アメリカのサンフランシスコでも開催されています。

日本政府も重要視するジャパン・エキスポ

ジャパン・エキスポの展示エリアには、フランスの漫画出版社、ゲームメーカー、日本のDVDやCDなどの輸入販売会社が出展。各社が取り扱っている商品の紹介だけでなく、ゲストを招いてのトークやサイン会、デッサンや作品制作の入門講座などを行っています。

ゲーム関係のエリアでは、最新ゲームの体験展示やゲーム大会も。さらに、メイド喫茶も設置されていて、毎年賑わっています。ただ見るだけでなく、体験できる展示が多いのも、ジャパン・エキスポの特徴のひとつです。

日本政府も、ヨーロッパに日本文化を認知させる絶好の機会だとして、ジャパン・エキスポを重要視。2009年には外務大臣賞を授与しただけでなく、2013年からはクールジャパン戦略の一環として、日本企業を集めたエリアを設置するようになりました。

京都府をはじめとする地方自治体もブースを出展し、ゆるキャラなどを登場させて観光誘致を図っています。

日本の伝統文化の紹介

Japan Expoとは?  - Japan Expo

ジャパン・エキスポでは、茶道、華道、書道、日本舞踊、和太鼓、将棋といった日本の伝統文化も、それぞれにブースが設けられています。どのブースでもレクチャーや体験を行っているほか、剣道、柔道、合気道、少林寺拳法、弓道、空手などの武道を披露するステージも行われています。

じつはこういった日本の伝統文化のブースは、フランスをはじめヨーロッパで活動している非営利団体による出展がほとんど。そのため、レクチャーを受ける人も教える人もフランス人という、日本人にとっては非常に珍しく感じられるような光景も繰り広げられます。

注目を集める日本の食生活

フォーリンデブはっしー 公式ブログ - 「ツーリズムEXPOジャパン」ジャパンフードコート - Powered by LINE

ジャパン・エキスポのフードコートには、日本でおなじみのファストフードがそろっています。毎年人気となっているのは、さまざまな味が選べるおにぎり。そのほかに、たこ焼き、ラーメン、蕎麦、焼きそばなどもあり、まるでお祭りの露店のようです。

駄菓子を販売するブース、日本の家庭料理を紹介するブース、日本酒の試飲販売を行っているブースもあり、日本で日常的に食べられているものに非常に興味を抱かれていることが伝わってきます。
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浜田望生 浜田望生

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