2016年5月31日 更新

【休日や休憩に】社会人なら読んでおきたい小説10選

仕事で忙殺されていると、次第に余裕がなくなって、心も疲れてしまいます。すると、仕事のモチベーションが上がらず、よいアイデアも浮かんでこなくなりがち。そんなときこそ、読書で世界を広げてみませんか?新社会人が読んでおきたい、おすすめの小説10作品をご紹介しましょう。

『何者』朝井リョウ(新潮社)

就職活動を目前に控えた大学生の拓人は、友人である光太郎のライブに足を運んだことをきっかけに、同じく就職活動中の男女5人でよく集まるようになります。最初は協力し合って就活対策をしていたのですが、やがてお互いのプライドや本音が見えてきて……。

第148回(平成24年度上半期)直木賞受賞作品で、就職活動や恋愛、友情、ソーシャルメディアといった現代の若者を取り巻く状況がリアルに描かれています。

『下町ロケット』池井戸潤(小学館)

『半沢直樹』シリーズを書いた池井戸潤氏の出世作で、テレビドラマ化もされた話題作なので、知っている人も多いでしょう。

宇宙科学開発機構の研究員だった佃航平が、亡くなった父の経営していた中小企業「佃製作所」の社長となったことから、社員たちと力を合わせて奮闘する姿が描かれています。

第145回(2011年上半期)直木賞受賞作品です。

『舟を編む』三浦しをん(光文社)

書店員の投票によって選ばれる本屋大賞の、2012年度大賞受賞作品です。

玄武書房に勤める馬締光也は、新しい辞書「大渡海」の編纂メンバーとして辞書編集部に異動になります。ところが編纂チームは個性的なメンバーばかりで、解決しなければいけない問題が山積み。果たして「大渡海」は出版できるのでしょうか。

馬締をはじめとする編纂メンバーそれぞれの人生が、辞書の編纂という仕事をとおして再構築されていく様を、三浦しをん氏が穏やかな筆致で綴っています。

『ハケンアニメ!』辻村深月(マガジンハウス)

女性誌「anan」で連載されていた、熱血お仕事小説。アニメーションの制作現場で働く人達が、作品作りに奔走する姿を生き生きと描いています。

プロデューサーの有科香屋子の尽力で、天才といわれる王子千晴監督が9年ぶりに挑むアニメ『運命戦線リデルライト』。同時期に、期待の新人監督・斎藤瞳の『サウンドバック 奏の石』も放映となります。

そこに絡んでくるのは、人気アニメーターの並澤和奈と、聖地巡礼で地元の活性化を狙う公務員の宗森周平。果たして、今期アニメ界の覇権をとるのはどちらの作品!?

『想像ラジオ』いとうせいこう(河出書房新社)

DJアークこと芥川冬助が、杉の木の上から想像力の中だけで発信し続けるラジオ。想像力の中でだけ聞こえるラジオ。

東日本大震災をきっかけに書かれた小説で、生者の世界と死者の世界を自在に横断しながら物語が展開します。災害など不慮のできごとで亡くなった方のために、生きているものはいったい何ができるのか、何を伝えていかなければならないのか。

感動作ではありますが、考えさせられる作品でもあります。
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浜田望生 浜田望生

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